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“野菜を補う”新感覚スナック、オーガニックジュースから生まれたアップサイクル食品「SALADA TO GO」が登場/株式会社東京バル

食品加工における大量廃棄、温暖化ガス排出※1、安全性など、食に関する社会課題に取り組みながら、幅広い層に長きに愛される食アイテムをお届けすることを目指し、商品開発を展開する株式会社東京バルは、このたび、茨城県つくば市で生産されたオーガニックジュースを使用したクラッカー&板グラノーラ「SALAD TO GO」を開発いたしました。

 

「SALAD TO GO」のコンセプトは、「持ち運べるサラダ」です。「食材を余すことなく使用し、栄養と美味しさの両立を実現するアップサイクル※2&プラントベース食品※3」をベースとし、同社が手掛ける「KAWAÌINE」シリーズに続く待望の第二弾です。

同社は、引きつづき取り扱い商品の拡大を図り、より豊富な食アイテムを開発してまいります。

同社は、食に関する社会課題に取り組みながら、お子様から大人まで幅広い方々に長きに愛される、栄養と美味しさの両立を実現した食アイテムをNew idea、New flavorにてお届けしています。

 

「日本の素材の魅力を世界へ発信する」をモットーに、カーボンニュートラルを実現するべく、プラントベースの食品開発を行ってきた同社の拠点は、2023 年に茨城に設立した「新素材加工開発LAB 」にあります。

ビーガンやハラール、オリエントなど食生活や宗教など「食の多様性」への対応を視野に、国内フードロスの削減、国内自給率向上、環境負荷の低減への貢献に重きを置きながら、美味しさに対するプライドを基に、お野菜の皮や葉など栄養価の高い部分をふんだんに用いて、独自のノウハウで植物由来のうま味を最大限引き出しながら、新しい形の食スタイルを全世界に発信しています。

 

開発の背景

このたび新たに登場する「SALAD TO GO」は、茨城県つくば市に拠点をおき、長きにわたり青汁やにんじんジュースなどを手掛ける農業生産法人、株式会社ベルファーム(代表取締役:鈴木 千代子、以下「ベルファーム」)のオーガニックジュースを用いています。

ベルファームの青汁およびにんじんジュースは、有機JAS認証を取得した自社農場での野菜栽培から自社工場での生産までを一貫生産体制にのっとった商品で、1989年の創業以降、長きにわたり多くの方に愛されています。こだわった素材を使用し、特許製法を用いて優しく搾って作られるベルファームのオーガニックジュースには、その残渣※4にも栄養素が多く残っています。

 

種や皮も丸ごと用いお客様に食べていただきたい、というベルファームの想いのもと、このたび同社はベルファームと共同で、オーガニックジュースを搾った後の残渣を活用し、豊富な栄養素はそのままに、素材の甘味やうま味、食感を生かした「SALAD TO GO」を開発いたしました。

オーガニックジュースの残渣(搾りかす) 左:青汁 右:にんじん

 

「SALAD TO GO」 の製品概要

「持ち運べるサラダ」をコンセプトに、野菜そのものであれば大量消費が必要となる栄養素を手軽に美味しく取り入れられるクラッカーと板グラノーラを開発。驚くほど美味しいのに、食物繊維が豊富なので、野菜をもっと手軽に摂りたい方・野菜不足が気になる方などにぴったりのアイテムです。

まずは、にんじんクラッカーおよび3つのフレーバーのグラノーラの合計4アイテムで登場します。同社は、随時、種類を増やしてまいります。

商品名:「SALAD TO GO」 (全4種)

■SALAD TO GO にんじんクラッカー

ベルファームが生産するオーガニックのにんじんジュースを利用し、にんじん本来の自然の甘味を引き出したグルテンフリー クラッカー。

食物繊維&ビタミンAが豊富に含まれていて、6枚でにんじん1本分の食物繊維を、そして一袋でにんじん約2本分の食物繊維を摂取することが可能です。

また、免疫力向上に作用するビタミンAも豊富に含まれています。

 

■SALAD TO GO グラノーラ(ケールおよびにんじん Sweet・Savory)

1.ケール

栄養豊富なものの調理に手間のかかりやすい緑黄色野菜の王様ケール。ケールを豊富に含みつつもフルーツもしっかり含まれているので、苦さを感じることなく食べやすい甘さで楽しめます。若い層からご年配の方にも親しみやすい味わいに仕上がりました。

緑色の持つヘルシーなイメージの通り、食物繊維やビタミン、ミネラルがたっぷりと含まれています。

 

2,にんじん(Sweet)

キャロットケーキをイメージし、オレンジ色の中にアクセントとなる緑色のカボチャの種と甘味と栄養の詰まったレーズンを混ぜ入れました。

ショウガとシナモンが味覚を心地よく刺激します。食物繊維がたっぷりで腸内環境を整えます。また、ミルクやヨーグルトと合わせて食べると、タンパク質もバランスよく取ることが可能です。

 

3.にんじん(Savory)

ごまと酒粕を加えたことによりにんじんのさわやかさに芳香さが加わり、コクと旨みがたっぷりのお酒のおつまみにもぴったりなアイテムです。香り高い山椒とピリッと舌を刺激する黒ゴマのパンチを利かせていて、エネルギーが切れてくるタイミングの甘くないおやつとしてもおすすめです。

同社は、引き続き、食を通じてゆたかな社会の創造に貢献し、アップサイクル素材や植物由来の食材をより多くのお客様に美味しくお届けできるように努めます。

Upcycled Food Association(米)加盟

 

※1: (食に関する)温暖化ガス排出
IPCC「土地関係特別報告書」の概要(2020年度 環境省)によれば、世界全体の農業・林業及びその他土地利用による温暖化ガス(GHG)の排出量(2007~2016年)は、人為起源による総排出量の約23%に相当したとのことです(二酸化炭素(CO2)排出量は約13%、メタン(CH4)は約44%、一酸化二窒素(N2O)は約82%)。
グローバルフードシステムにおける、食料生産・製造の前後に行われる活動に関連する排出量を合算すると、人為起源の正味の温暖化ガスの総排出量の21~37%を占めると推定されています。(注釈:車や飛行機を含めた輸送業は全体の約13%)
WRIが2016年に発表した報告書によると、「食物の環境への影響については牛肉が特に顕著であり、タンパク質1グラム当たり豆に比べて20倍の土地が必要で、20倍の温暖化ガスを排出する。そして、牛肉の価格は豆の3倍」とのことです。
2021年の世界人口は78億7500万人となっていますが、2050年には90億人に到達し、FAOの予測では、食肉の摂取量は世界全体で3割近く増加すると見込まれているため、このままでは更に温暖化ガス排出量が増加してしまいます。
出典: 食に関する社会問題一覧 | UP FOOD PROJECT

※2:アップサイクル
廃棄予定であったものに手を加え、価値をつけて新しい商品にアップデートさせる手法です。別名「クリエイティブ・リユース(創造的再利用)」とも呼ばれ、素材や形などの従来の特徴を生かし、より良いものへと作り変えます。現在、食品のみならず、衣類や化粧品、日用品などでも事例は増えてきています。

※3:プラントベース食品
畜産物や水産物を含まない、植物由来の原材料を用いた食品

※4:残渣
食品製造の生産ラインで生じる廃棄物

 

【詳細は下記よりご確認ください】
株式会社東京バル 2024年2月13日発表
株式会社東京バル 公式サイト

2024年02月16日 10:07

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