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資生堂、ロシアにてヘアケアブランド「TSUBAKI」を2011年6月より発売

資生堂は、ロシアの100%子会社「Shiseido(RUS),LLC.(ロシア・モスクワ)」(以下、資生堂ロシア)を通じ、資生堂を代表するヘアケアブランド「TSUBAKI(ツバキ)」(8品目12品種)を2011年6月より発売します。ロシア最大の高級化粧品専門店系列の「エトワール(ロシア・モスクワ)」にて独占販売とし、美しい艶髪を実現する本格派高級ヘアケアとして、ロシア全土約600店舗で販売します。化粧品に次いで、新しいカテゴリーに参入し、顧客との接点拡大を図り、インストアシェアの向上を目指します。

■「3カ年計画」と「ニューフロンティア戦略」におけるロシア

資生堂は、「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレイヤー」を目指し、2011年度からの3カ年計画(2011年度~2013年度)を進めています。
3カ年計画のなかでは、「グローバルメガブランド戦略」、「アジアブレイクスルー戦略」、「ニューフロンティア戦略」、「カスタマーファースト戦略」という4つの成長戦略に取り組んでいます。
この中の「ニューフロンティア戦略」では、新興国市場への対応強化を掲げ、好調に事業を拡大する資生堂ロシアは、中国に続く、成長エンジンのひとつとして注力しています。これまでは、モスクワ、サンクトペテルブルグの2大都市を中心に経営資源を投下してきましたが、地方の主要都市も視野に入れ、好調なスキンケアを中心にプレステージ市場でトップ5入りを目指し、顧客接点拡大を進めています。

■「TSUBAKI」、ロシア導入の背景

ロシアの高級化粧品専門店系列の売場は、フレグランスを含む化粧品が中心ですが、ロシア女性の高い美意識を背景に、欧米ブランドの中価格帯から高価格帯のヘアケア製品が充実しています。
資生堂ロシアは、ロシア最大系列の「エトワール」との共同取組みで、資生堂ブランドの知名度をさらに高め、顧客接点の拡大を図る一環として、欧州地域ではじめて、高級ヘアケアとして、資生堂を代表する本格ヘアケアブランド「TSUBAKI」の導入を決定しました。
「TSUBAKI」の市場展開ついては、今回のロシア市場導入により、日本を含み世界8の国と地域での展開となります。(アジアでは、中国(香港含む)、台湾、韓国、タイ、シンガポール、マレーシアで発売中)

■「TSUBAKI」、ロシア導入商品

「赤」(美しい艶髪を実現するライン)と「白」(傷んだ髪をダメージケアするライン)から、それぞれ、シャンプー(レギュラーサイズ・ジャンボサイズ)、コンディショナー、トリートメント、ヘアマスクの8品目12品種を導入し、店頭販売価格は320~900RUR(日本円換算:960~2,700円/1RUR=3円)を想定しています。

■資生堂ロシアのビジネス概況

資生堂のロシア事業は、1999年に始まった代理店販売に始まり、2007年に100%子会社を設立し、
翌年、2008年から直接オペレーションを開始しました。
販売戦略においては、取引先の拡大に取り組み、2011年4月末時点でロシア大手の化粧品専門店系列を中心に約900店舗まで店数を拡大し、モスクワ、サンクトペテルブルク以外の地方の主要都市へのアプローチを進めています。また、新規拡大にあわせて、既存店の強化・育成に取り組み、既存店の売上は、2008年の設立以降、順調に二桁成長を続けています。また、ビューティーコンサルタント(BC)の人員体制強化と、BCによる「おもてなし」による店頭活動を通じ、資生堂ならではのお客さまづくりを推進しています。
2011年3月には

2011年06月01日 12:00

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