日本山村硝子株式会社 は2019年8月7日、米国の Cambium Arglass, LLC （以下「Cambium 社」）と共同で、米国にArglass Yamamura, LLC （以下「新会社」）を設立することを決定し、出資に関する契約を締結しました。
現在、Cambium 社の 100％子会社として、ガラスびん製造会社の Arglass Southeast,LLC（以下「Arglass 社」）があります。この度の合意により、Cambium 社と共同出資でホールディング会社である新会社を設立し、Arglass 社を当該新会社の 100％子会社になります。
出資の目的は、Cambium 社と、同社の代表である Jose de Diego Arozamena 氏（以下「Jose 氏」）と共同して、Arglass 社の経営を行うことです。 なお、同件出資により、新会社は同社の持分法適用関連会社となる見込みです。
■出資検討の背景
同社は、ガラスびん関連事業における海外展開として、既に東南アジアや中国に生産拠点を保有しておりますが、この度 Arglass 社の経営に参加することにより、新たに北米に生産拠点を有することになります。Cambium 社は米国所在の投資会社ですが、その代表である Jose 氏は、一族がガラスびん事業経営の経験を有し、自身も現在ヨーロッパのガラスびん製造会社の社外取締役を務めるなど、同事業の運営に精通しています。
米国では既存のガラスびん製造工場の多くにおいて老朽化が進み、柔軟な生産体制の構築が困難になっていることなどから、新たなガラスびん製造工場の立ち上げに戦略上の意義を見出し、この度の契約締結に至ったものです。今回の合意により、2017 年度～2019 年度の中期経営計画「世界のYAMAMURAへ―心と技術を伝えたい―」を具現化すべく、経営方針の一つである「パッケージング事業の収益力強化」をさらに推進します。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・日本山村硝子株式会社 2019年8月7日【PDF】発表
・日本山村硝子株式会社 ホームページ
